膝の痛み
- 膝の裏が痛い、膝が変形している。
- 膝の裏が腫れる、膝に水が溜まる。
- 膝の内側、膝の外側が痛い。
- 膝裏伸ばしても、上手く伸びない。
- 膝の上、膝の下が痛い。
膝(ひざ)は、荷重関節のためクッションが大切?
膝(ひざ)は、体重から逃げられない
私達は日々、立ったり、座ったり、歩いたりといった動きを自然と行っていますが、そうした動作をするためには「関節」が大切な役割となっています。そして、膝を動かすためには、一つの関節だけでなく、歩くといった動作をするのにも、数種類の関節が連動して動いています。
中央区日本橋あおやま整骨院 人形町院では、膝の痛みに対しての運動方法であったり、膝の痛みに対しての日常生活の指導をしておりますが、ご自身が膝のメカニズムを理解していると、納得して実践することが出来るかと思います。少し難しいかと思いますが、これから膝の痛みについて説明していきます。
膝関節は、体重を支える「荷重関節(かじゅうかんせつ)」の一つです。腰や首なども、荷重関節ですが、膝が一番体重がかかります。歩くという動きをする時に、体重の約3倍の重さがかかります。跳んだり、走ったり、階段の上り下りという動きをする時には、最高で体重の約8倍の重さがかかります。
体重の3~8倍が、膝関節には日々かかっているのです。膝は、体重から逃げられません。手首や肘などの荷重関節以外であれば、痛めている時は使わないで休めることができますが、膝は荷重関節のため、立ったり、歩いたりといった日常行動が必要なため、休めないのです。
膝の痛みがあるからといって、動かさないのも良くないです。高齢者の場合、歩けなくなったり、寝たきりになってしまうかもしれないからです。膝に痛みがあっても、なるべく痛みが出ないようにうまく膝を動かして、使っていくことが重要です。
膝(ひざ)の3つのクッションとは
膝の中の大切な役割をしているクッションは3つあります。
① 十字靭帯(前十字靭帯・後十字靭帯)
② 側副靭帯(内側側副靭帯・外側側副靭帯)
③ 半月板(内側半月板・外側半月板)
十字靭帯(前十字靭帯・後十字靭帯)は、膝の中で交差している靭帯で、特に前後にかかる衝撃のクッションの役割をしています。例として、ランニングをしていて急にストップした時に十字靭帯(前十字靭帯・後十字靭帯)が働きます。働かないと膝がぐらぐらしてしまい、ランニングの勢いで身体は前に倒れてしまいます。
側副靭帯(内側側副靭帯・外側側副靭帯)は、膝関節の安定させます。側副靭帯(内側側副靭帯・外側側副靭帯)は、左右からの衝撃に弱く、例えば空手やキックボクシングなどで外側から強く蹴られると、内側側副靭帯が切れてしまう事もあります。
半月板(内側半月板・外側半月板)は、膝の痛みの方に多くみられます。太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にあって、着地をする時に膝にかかる衝撃を和らげるクッションの役割になります。但し、半月板は消耗品のため、損傷したら再生するという回復機能はほとんどありません。使った分だけ消耗していくので、ジャンプして着地をするバスケットボールやバレーボールなどの選手は、半月板の消耗・損傷が激しいです。だからといって、歩く、動く、立つなどをしないで、じっとしていればいいわけではありません。膝を動かさないと、膝関節内部の循環が悪くなって、半月板などの軟骨はだんだん硬くなり、傷みやすくなります。
半月板だけでなく、膝関節のためには、適度に歩いたり、動いたりを続ける事が大切です。
膝(ひざ)は痛くても、動かしたほう良い?
膝(ひざ)を動かすことで、膝の中にある関節液の循環UP
膝を動かすことにより、膝の可動域をよくするというメリットだけではなく、実は膝の痛みにとって様々な別の良いことが起こってくれるのです。
膝関節は「関節包」という大きな袋に包まれていて、その中には「関節液」という潤滑油で満たされています。この潤滑油がサラサラできれいな状態で、たくさんあれば、膝関節内の動きがスムーズになります。そのためにも、膝をしっかり動かし、関節液の循環を良くすることが大切です。
しかし、膝の痛みがあったり、膝が腫れると、ドロドロでにごった潤滑油になってしまいます。膝に痛みがあると、つい膝の痛みが出ないように動かさなくなって、余計に関節液の循環が悪化し、関節包はスポンジがつぶされたように縮んでしまいます。
多少の痛みがあっても膝を動かすことで、膝関節内部の代謝は上がります。膝を動かすことで、新しい関節液の循環によって、スポンジが水を吸って膨らむように、関節包の中が潤います。
関節液の主成分は、「ヒアルロン酸」です。整形外科で、膝の痛みの時にヒアルロン酸の注射するのは、ヒアルロン酸により痛みを鎮められるためです。しかし、人工のヒアルロン酸は、天然のヒアルロン酸に勝ることはできません。人工のヒアルロン酸では、長続きしません。天然のヒアルロン酸なら、膝関節内部の修復能力も高く、膝を動かし続ければ常に関節液を循環させ、永遠に新しい関節液を補充することができます。
膝を動かすというのは、曲げ伸ばしをすること、歩くということです。
しっかり歩くことで、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎの筋ポンプ作用で、膝関節や足全体、そして全身の循環を要することが出来るのです。
中央区日本橋あおやま整骨院 人形町院の 膝(ひざ)の痛み の施術とは!
中央区日本橋あおやま整骨院 人形町院では、本当に膝が原因の痛みなのか、それとも膝以外の別の原因があって膝の痛みを出しているのかの鑑別が大切だと考えています。簡単に鑑別できることもあれば、整体を続け経過をみることで鑑別できることもあります。もちろん、あおやま整骨院以外にも整形外科などの検査が必要な場合があれば、そちらに紹介することもございます。レントゲン検査、CT検査、MRI検査などは、整骨院ではできないからです。
膝の痛みが起こりえるものといえば、前十字靭帯損傷・後十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷・外側側副靭帯損傷、内側半月板損傷・外側半月板損傷、鵞足炎、ジャンパーズニー、腸脛靭帯炎、膝蓋靭帯炎、オスグットシュラッター、滑膜ヒダ障害、分裂膝蓋骨、ベーカー嚢腫、ホッファ、膝蓋骨脱臼、離断性骨軟骨炎、変形性の膝関節(OA)、腓骨神経麻痺など様々です。
膝以外が原因としてあげられるのは、腰や臀部、首や肩、その他の部分が原因となって、膝の痛みを起こしている場合もあります。
いつ・どこで・どうしてなのか、負傷原因がはっきりあるのか、なんとなく発生したのか等、お聞きしたり、思い出してもらったりして、一緒に根本原因を仮定していきます。
所見では、主訴をお聞きしたり、検査をしたりしていきます。4所見(痛み、熱感、腫れ、赤み)や機能障害(動かしたときの痛み、動きの制限)や、歪み(背骨のSカーブ、左右の足の長さ、左右の肩甲骨の高さ)、その他(しびれ、むくみ、違和感、知覚、筋力など)も調べていきます。膝が原因なのか、膝以外が原因かを調べるために、必要な検査(筋膜、神経、血管、内臓、頭蓋)して、根本原因を仮定していきます。
中央区日本橋あおやま整骨院 人形町院の根本施術は、最初はビックリするかもしれません。なぜなら、他の部分の施術をするだけで、痛みのある部分にまったく触れない・軽く触れているだけで痛みが消失してしまうからです。
もちろん痛みのある部分を操作することもあります。気持ち良くするためだけのリラクゼーション整体・マッサージではありません。必要に応じて安静・固定・電気(超音波・微弱電流・干渉波など)・トルマリン温熱パック・アイシング・マッサージ・ストレッチ・カイロプラクティック・矯正・鍼灸・運動・生活指導(普段と違う姿勢を取り入れてもらったり、枕の位置指導、サポーター、筋トレ)など併用いたします。どこへ行っても良くならなかった方、交通事故の怪我の方、中央区日本橋人形町付近の方、一番最後にあおやま整骨院・鍼灸院・整体院までお尋ねください!駅からも近く、土曜、日曜、祝日も営業しており、赤ちゃん連れや子供連れもOKです。