背中の痛み・側弯
- 姿勢が悪く、背中が常に痛い。
- 左側の背中が痛くなることがある。
- 肩甲骨周りが凝るので、よくストレッチする。
- 背中が丸まっていて、猫背だ。
- 側弯のため、背中の筋肉のバランスが悪い。
背中の痛みの原因
背中の筋肉の痛み
背中の筋肉の痛みの特徴として、
・長時間のデスクワークを行う方
・激しいスポーツをする方
に多くみられます。
背中の筋肉の痛む箇所として、
・背中全体が痛む
・背中の局所が痛む。
のケースがあります。
ずっと前かがみになっていると、主に背中の僧帽筋や広背筋などが疲労し、元に戻ろうとして収縮したときに、引っ張られた僧帽筋や広背筋の端の付着部分が痛みます。背中の筋肉が正常で痛む場合は、頚椎や胸椎で神経を圧迫して起こったり、体のどこかの皮膚や筋膜の異常で痛むこともあります。また、内臓が原因で背中が痛むことがあります。特に、腎臓・膵臓・胆のうなどで、その場合は、内科や泌尿器科へ行く必要があります。骨折の疑いがあれば、整形外科と連携していきます。
背筋の肉離れ
片側の背中に引っ張られる感じの痛みになります。肉離れは、特に痛む部分を押すと痛みます。鋭い回転や捻りのあるアイスホッケーやサッカーに多いようです。背中の大きい筋肉の僧帽筋や広背筋の付着部分が肉離れを起こします。
胸椎棘突起の靭帯損傷
日常の家事などのちょっとした動作で起こります。背中の背骨を押すとズッキンと痛みます。背骨の真ん中に棘突起という骨があり、棘突起に付着している靭帯の損傷になります。もちろん、背骨が痛む場合には、骨折の可能性もありますが、骨折の場合じっとしていられないほどの激痛が走ります。
側弯
突発性側弯の特徴として、
・10代女性に多い
・原因は不明
簡単に調べる方法として、前かがみになり、左右の肩の高さを調べると明らかに違いがあれば陽性です。手術をしても予後が悪いため、多少の歪みは仕方ないと考えます。突発性側弯の「突発性」とつくのは原因不明のためです。遺伝で起こるという説もあるようです。手術以外にも装具(ミルウォーキーブレイス・ボストンブレイスなど)がありますが、年齢的に見た目も気になるような装具のため、実際にはきちんと装着していただけないのが現状ということです。
これまで、多くの側弯をみていますが、側弯の程度と背中の痛みは、必ずしも比例するわけではないです。カイロプラクティックでは、背骨のゆがみが痛みを引き起こすとも考えられています。しかし、背中の痛みがなければ、少々のゆがみや側弯はよいと考えています。人間が生きている以上、多少の顔や体、背中のゆがみがあって当然です。それなりにバランスをとっているので大丈夫です。
しかし、側弯がない人と比べると、背中の痛みが出やすいことが多いです。側弯や背中の痛みでお困りでしたら、中央区日本橋人形町あおやま整骨院の根本施術をお試しください。
背中のカーブ(猫背)のセルフチェックとストレッチ
現代人の宿命?背中が丸まっていませんか?背中のカーブが本来の位置にありますか?
悪い姿勢、背中の痛み、猫背の典型がこれです。ほとんどの場合、日ごろのデスクワークがその原因となります。一日に何時間もパソコンの前で作業をしていると、いつの間にか頭の位置が下がり、脊柱は本来のカーブを失って丸くなっていきます。
まず頭が前に倒れることによって背中(胸椎)の後湾カーブが強くなります。さらに前かがみの姿勢で縮こまった胸の筋肉に背中が引っ張られる形になるため、これを防ぐために背中(胸椎)はますます後ろ側へのカーブをきつくします。デスクワークに集中するほど、この傾向は強くなっていきます。そうじゃないかなって思っている人も、いや自分は絶対違いますという人も、ぜひ壁の前に立ってチェックしてみてください。ストレッチは仕事の合間にこまめに行うことをおすすめします。
背中の痛みや猫背を放っておくと、肩こり、頭痛、呼吸が浅くなったり、代謝が低下する、などが起こることもあります。
背中のカーブの簡単チェック
壁に背中をつけて立ち、頭と腕の位置をチェックしてみましょう。
①腕を水平に開いたとき、頭と腕が壁につく
②腕を水平に開いたとき、頭と腕の両方、またはどちらかが壁から離れる
セルフでできる仕事の合間のストレッチはこちら
①腕を水平に開いたとき、頭と腕が壁につく
→猫背に関して合格といえます(^^♪、例外的にストレッチする必要がある場合もございます。
②腕を水平に開いたとき、頭と腕の両方、またはどちらかが壁から離れる
→『胸全体のストレッチ』両足を肩幅に開き、両手を背中の後ろで組みます。組んだ手を背中から離して後ろに引きながら胸全体を気持ちよく伸ばします。デスクワークの合間の1分間を惜しまずに行いましょう。
→『大胸筋下部のストレッチ』壁に向かって横向きに立ちます。肘を軽く曲げた状態で壁に片手をつき、壁と反対方向に身体を捻ります。足のポジションは動かさないようにして、1分間キープしたら、反対側も行います。
中央区日本橋あおやま整骨院 人形町院の「背中の痛み」施術とは
あおやま整骨院の「背中の痛み」施術の方針
あおやま整骨院は、カウンセリング、所見、検査、施術をとおして「背中の痛み」の根本原因を見つけることに努めています。現状よりも少しでも苦痛から解放されますように、そして健康を維持できますように、いろいろなカラダについてのアドバイスをさせていただいております。
あおやま整骨院が「背中の痛み」の原因を見つけるよりも大切に思っていること
それは、相手の痛い気持ちを理解して、共感してあげることです。痛いという言葉は、日常的にありふれていて、また自分自身でもよく使う言葉です。そのため、痛いという相手の気持ちを、自分の痛いという感覚で考えてしまいがちです。痛いという言葉には、相手の気持ちや状況は含まれていません。そのため、相手の気持ちをわかろうとしなければ、永久に分かり合うことはできないんです。
あおやま整骨院は、「背中が痛い!」という叫びよりも、「どのような気持ちで痛みを訴えているのだろう?」と相手の気持ちを想像することのほうが大切であると思っています。
中には、「背中が痛いですか。それは大変でしたね。」と、共感してあげることで、痛みが和らぐ方もいます。痛みは感覚であると同時に感情でもあります。相手の気持ちを理解し、気持ちを落ち着かせてあげることこそが、原因を見つけることよりも大切なことかもしれません。